あなたは、株式分割について悩んだり、意味が分からなくて困った経験はありませんか?
株式分割はよく行われるため、持ってる株が株式分割すると分かった時、どうすればいいのか焦ってしまいますよね(゜Θ゜;)
今日は、もしも株式分割が決まったら焦らなくても大丈夫なように、株式分割について解説していきます!
株式分割ってなに?持ってる株ってどうなるの?
株式分割とは、文字通り「株式を分割」することです。
「現在市場に流通していたり、株主が保有している株は、〇月〇日に100株を細かくして200株(分割する数はケースによって異なります)にします」
という制度で、100株持っている人はある一定の日に200株持っていることになるのです。
何だか得をしたような気になりますが、株を分割した分だけ株価も分割されますので、あまり変化がないということです。
もっと具体的に解説すると・・・
店主は、もっとたくさんの人に食べてほしいため、4月1日より箱売りではなくバラ売り(100円)にすることに決めました。
ということです。
たくさんの人に買ってもらうチャンスを増やすのが、株式分割の役割の1つなのです。
株式分割ってなんのためにするの?
しかし、どんな理由でこのようにわざわざ株式分割をするのでしょうか。
株式分割は、株の流動性を高める効果があります。
株が欲しくても株価が高くてなかなか手が出なかったのが、株式分割をして株が細かくなり、株価も同じように分割されるため、買いやすくなります。
そうすると、今までよりも株が買われたり売られたりするので、取引が活発化されます。
これが、株の流動性を高める ということです。
もしもあなたが持っている株が株式分割されれば、買った時よりも株の数は増えているので、半分売ったりすることもできるのです。
株主が不利益を被る可能性がある株式併合と違って、株式分割は取締役会の決議のみで決定できますので、株主や投資家には「株式分割が決まりましたよ」というお知らせがされることになります。
株式分割によって市場はどうなる?
株式分割により流動性が高まる、というお話しをしましたが、本当に株式分割っていいことだけなのでしょうか。
先ほど、「買った時よりも株の数は増えているので、半分売ったりすることもできる」ということを解説しましたが、
もしもそれをする人が増えたら、どうなるでしょう・・・?(゜Θ゜;)
株式分割が決まると、流動性が高まることを期待して株価が上がる事もありますが、株式分割後、持っている株の一部を売却したい人が増え、売りが優勢になって株価が下がることも考えられます。
それは株を取り巻く状況や、企業の背景・業績などによってそれぞれ異なる事だと思うので、株式分割したからこの株は上がる!という安易な判断はしないほうがよさそうです。
株式分割とはこういうものだった【まとめ】
株式分割についてまとめてきましたが、いかがでしたか?
株の数が細かくされ、株価も同じ割合で分割されるので、投資額に変わりはないということ、株式分割により株の流動性が高まるということ、
また、株式分割の事実のみで株価の上下を判断しない方が良い、ということが分かりましたね。
管理人かっぱも、持っていた株が株式分割された経験が何度かあります。
分割後の株数を見ると、増えていてなんとなく嬉しいような気持ちになりました。その後、株価を見て現実に戻されましたけどね(-Θ-;)
今回のまとめで、あなたの株式分割に対する疑問が解決できたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また次回も読んでくださいね!(^Θ^)ノシ