株式市場の時間ってどうなっているの?日本と海外の違いは?

株式市場 時間
あなたは株式市場の時間ってどうなっているの?と疑問に思ったことはありませんか?

株式市場の時間って、国によって、または国内でどのように違うのでしょうか。

今日は、株式市場の時間の疑問についてお答えしていきます。

株式市場の時間それぞれ【世界編】

株式市場は日本だけでなく、海外にもあります。
当然日本が昼の時に夜中になっている国もあるので、全世界一斉に取引が出来るわけではありませんね。

まずは、世界の株式市場の時間をみてみましょう。
主要取引所、日本時間で揃えてみました。
株式市場 時間

前場、後場とは取引時間が二つに分かれる時に区別するもので、間にある取引休止時間よりも前を前場(ぜんば)、後を後場(ごば)と呼びます。

この表を見ると、始まりから終わりまで休止なしで続く市場もあり、必ずしも前場・後場がある訳ではない、ということが分かりますね。

そしてサマータイムで取引時間が変わる国もあります。

日本ではサマータイム制が導入されていませんのであまり馴染みがないかもしれませんが、夏場の長く太陽が出ている時間を有効活用して、標準時を30分または1時間早めよう、という制度です。

また、香港のプレオープニングですが、これは正式にはプレオープニングセッションといい、取引時間が始まる前に寄付値段(よりつきねだん)を公平に決めることと、コンピュータの負荷軽減を目的に作られた時間のことです。

取引開始までのウォーミングアップ、といったところですね。

(寄付値段についてはこちらの記事でまとめました。詳しく知りたいときはこちらも読んでくださいね)

株式市場の時間それぞれ【国内編】

続いて、国内の株式市場の時間についてみてみましょう。

日本には、東京、大阪、名古屋、福岡、札幌の取引市場があり、取引時間はそれぞれ違います。
株式市場 時間

あれ?何で大阪だけ別にされてるの?( ゜Θ ゜)

実は、大阪は以前、大阪証券取引所の名前で現物株式の取り扱いもしていました。
現在では現物株式の取り扱いが終了し、東証のデリバティブ部門を吸収した後、大阪取引所へと名前が変わりました。

つまり、大阪取引所はデリバティブ取引の市場で、一般の株式市場と少し違うのです。
(デリバティブとは金融派生商品のことです。詳しくはまた今度まとめますので、ぜひ読んでくださいね)

名古屋、福岡、札幌の株式市場の時間は、東京と違って後場が30分長いですね。
前場の終了時間は東証もみんな一緒なので、株価が気にならずにお昼ご飯が食べられる・・・かも!?(*^Θ^*)

「取引時間はバリバリ仕事中なんだけど・・・」

株式市場 時間
このように、世界各国と日本の株式市場の時間を見比べてみると、
なんだか日本の株式市場てちょっと時間が短いかも?

と思ってしまうかもしれませんね。

朝の9時から夕方3時って、もしかしたらあなたも仕事の真っ最中ではありませんか?

でも、実際に取引される時間が朝9時から夕方3時までなだけで、それ以外の時間は注文ができないわけではないのです。

インターネット取引の取り扱いがある証券会社で口座を開設すれば、サイトやアプリがメンテナンス中でない限り、朝早くでも夜中でも取引注文を出すことができますよ。

株式市場の時間について【まとめ】

株式市場の時間についてまとめてきましたが、いかがでしたか?

海外はサマータイムで取引時間が変わったり、日本のように前場・後場の区別がないところもある、ということ、
日本は東京証券取引所とそれ以外で少しだけ時間が変わるけれど、ほぼ同じということ、

取引時間外でも注文はすることができる、ということが分かりましたね。

管理人かっぱは、朝早くに注文したり、お昼の休憩にスマホのアプリを使って取引したりしていましたよ。

もしも夜中も市場が動いてて取引できるようになっていたら、きっと寝不足で大変なことになっていたと思うので、きちっと時間が決まってて良かったなぁ、と思っています(-Θ-)

株式市場の時間について、あなたの疑問が解決されたなら嬉しいです。
また次回も読んで下さいね!(^Θ^)ノシ

 

執筆者 かっぱ

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