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ニュースや経済情報などでよく目にしたり耳にしたりするニューヨークダウ平均株価。
あなたは、ニューヨークダウ平均株価について知っていますか?
「知ってるよ!・・・名前だけ」「聞いたことあるけど、実はどんなものかは全然知らない・・・」実はそんな声が多いのが、ニューヨークダウ平均株価です。
今日は、「そういえばNYダウ平均株価ってなに?」というあなたの疑問を解決するべく、ニューヨークダウ平均株価について解説していきます!(`・Θ・´)
目次
ニューヨークダウ平均株価とは?【基本情報】
「ニューヨークダウ平均株価」は、媒体や人によってさまざまな呼び方をされます。
・ダウ
・ダウ平均株価
・ダウ・ジョーンズ平均株価
・NYダウ
・NYダウ平均株価
などなど・・・
このまとめでは、「NYダウ平均株価」という呼び方で統一して解説していきますね。
そもそもNYダウ平均株価とは、アメリカの証券取引所であるニューヨーク証券取引所とナスダックに上場するアメリカ株のうち、厳選した銘柄の平均株価をリアルタイムで算出したもののことです。
S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスという会社が公表しているので、ダウと呼ばれています。
NYダウ平均株価は、「ダウ工業株30種平均」「ダウ輸送株20種平均」「ダウ公共株15種平均」の3つに業種で分けられ、更にこれらをまとめたものとして「ダウ総合65種平均」というものがあります。
ですが実際には、NYダウ平均株価と言えば、一般的には一番有名であるダウ工業株30種平均のことを指します。
つまりNYダウ平均株価は、実際にはいくつか種類があるのにも関わらず、NYダウ平均株価=ダウ工業株30種という認識が一般的、というものなのです。
NYダウ平均株価は、どんな株で構成されているの?
NYダウ平均株価は、構成されている銘柄の株価によって変動されます。
その厳選された銘柄を実際にちょっと見てみましょう。
アップル
アメリカン エキスプレス
ボーイング
キャタピラー
シスコシステムズ
シェブロン
デュポン
ウォルト ディズニー
ゼネラル エレクトリック
ゴールドマン サックス グループ
ホーム デポ
IBM
インテル
ジョンソン エンド ジョンソン
JPモルガン チェース
コカコーラ
マクドナルド
スリーエム
メルク
マイクロソフト
ナイキ
ファイザー
プロクター アンド ギャンブル
トラベラーズ カンパニーズ
ユナイテッドヘルス グループ
ユナイテッド テクノロジーズ
ビザ
ベライゾン コミュニケーションズ
ウォルマート ストアーズ
エクソンモービル
2016年7月25日現在
アップルやディズニー、コカコーラ、マクドナルド、マイクロソフトなどなど・・・日本でも有名な企業が半分ほどを占めていますね。
この構成銘柄はずっと同じ顔ぶれな訳ではなく、不定期ですが数年に一度、入れ替えが行われます。
NYダウ平均株価を構成する株は、いつ取引されているの?
先ほど紹介したNYダウ平均株価を構成する株は、アメリカの証券取引所に上場している株ですので、日本の証券取引所の取引時間と同じ訳ではありません。
ニューヨーク証券取引所とナスダックの取引時間は、米国東部時間で祝祭日を除く月曜日から金曜日の9:30~16:00(日本時間23:30~翌6:00)です。
お昼休みはなく、日本のように前場・後場の区別もありません。
ここからがアメリカ株の特徴でもありますが、アメリカ株の取引時間は一年全て同じではなく、サマータイム(3月第2日曜日から11月第1日曜日までの間)は取引の開始と終わりが1時間早くなります。
1年の半分以上がサマータイムですので、「終値を確認しようとしたら、サマータイムの期間が終わってるのすっかり忘れてて、まだ取引されていて終値が出てなかった」なんてこともあるようです。
NYダウ平均株価は調子がいいの?史上最高値更新の快進撃
2013年頃から、NYダウ平均株価が史上最高値を更新し続けています。ニュースにもなっていたので聞いたことがあるかもしれませんね。
ここで、NYダウ平均株価がどのように推移していたかを見てみましょう。
1999年にNYダウ平均株価が初めて1万ドルを突破し、2017年には2万ドルを突破しました。
18年の間に1万ドル増え、当初の2倍になった計算です。
ただの高値だけならよくある話。しかし史上最高値の更新はそうそうあるものでもない上に、それが続いているというのですから驚きです。
NYダウ平均株価が最高値を更新し続けている理由として、
・アメリカ企業の好決算
・ドル安=輸出関連の利益が大きくなる
・原油安が落ち着いた=石油株(シェブロン、エクソンモービル)に期待
・雇用の拡大
・利上げ
などが挙げられます。
特に、新政権の誕生と政策への期待が一番大きな要因のようです。
通常、利上げ(政策金利の引き上げ)は悪材料になりがちですが、アメリカの場合はここ数年、利上げの懸念や実際に利上げがされてもNYダウ平均株価が騰がるという不思議な現象が起こっています。
これは、「アメリカ経済が利上げにも耐えられるくらい強くなった」という見方がされるようになってきたことが要因と言われています。
アメリカの経済が活況であることが、NYダウ平均株価に現れているのですね。
しかし、快進撃を続けていたNYダウ平均株価が、ある日急に下落しました。
理由は、国際情勢の緊迫化。
北朝鮮がグアム島沖に向けてミサイルの発射を行う計画をしている、という報道がされ、NYダウ平均株価は急落しました。
このように、NYダウ平均株価はアメリカ国内の経済状況だけではなく、政治的なものや国際情勢にも敏感に反応するものなのです。
NYダウ平均株価を対象に取引することはできるの?
史上最高値をつけたNYダウ平均株価ですが、
「1つ1つの構成株ではなく、NYダウ平均株価を取引できれば手っ取り早いのになあ・・・」
と思ってしまうものです。
実は、NYダウ平均株価は様々な方法で取引することが可能です。
ダウETF
ETFとは、上場投資信託ともいう証券取引所に上場している投資信託のことです。
上場しているので、わざわざ投資信託の口座開設をする必要はなく、証券取引口座を持っていれば一般の株と同じように取引が可能です。
ETFでは株価指数などを取引することができますが、中には株価指数が下がると価格が上昇するといった変わったETFもあります。
このダウに連動しているダウETF(NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種平均株価連動型上場投信(1546))を取引することによって、結果的にNYダウ平均株価を取引するということになります。証券口座を持っているならすぐ挑戦することができますよ。
ただ、レバレッジ(倍率)をかけることができませんので、くりっく株365やFXなどのように、少ない資金力で大きく取引、ということができません。
このダウETF(1546)の場合は最低単元数が1株ですので、たくさん利益を得たいと思えばたくさんの株数を購入する必要があり、資金力が必要ということになります。
また、上場投資信託ですので、取引可能な時間は株の取引時間と同じです。
つまり、夜に値動きするNYダウ平均株価なのに、肝心の夜に取引ができません。これはデメリットですね。
先物取引
これは少し上級者向けです。
先物取引とは、有価証券・商品・指数を将来の決まった期日に指定した額で売買することです。
価格を取り決めるのは売買する日の指定をする時点ですので、大きく予想を外すと大きな損失がでることがあります。
株は好きな期間保有することができますが、先物取引は決済の期日が決まっていることから、ずっと決済しないでおくことはできません。
株の場合は、株を買えば株を保有することになり、逆に株を売れば株が手元を離れることになります。
しかしNYダウ平均株価の取引をしても、手元にNYダウ平均株価がもらえる訳ではありませんよね。
先物取引の場合は売買の差額のみを受渡しますので、対象物のやりとりはしません。
更に、差額の受渡ですので買いではなく売りから始めることもできます。売りの場合は、買い戻すことによって損益が発生します。
また、株の信用取引と似ていますが、証拠金が必要でレバレッジ(倍率)をかけることができます。
証拠金とは、取引の担保として差し入れるもので、この証拠金をもとにしてレバレッジと呼ばれる倍率をかけ、通常よりも大きな金額の取引をすることができます。
得る利益も大きいですが、当然被る損失も大きくなりますので注意が必要です。
この先物取引ですが、一般的に株の口座で取引することはできません。別に先物取引専用の口座を開設する必要があり、手数料も株取引より少し高めです。
ある程度の経済知識と決済期日までの経済情勢を読む力が必要とされますので、初心者には難しいかもしれません。
くりっく株365
ダウETFの項目で少し触れましたが、くりっく株365を使えばNYダウ平均株価の取引が可能です。
仕組みは先物取引や信用取引と似ています。
先物取引等と大きく異なるのは、先物取引ではないので期日の指定がないことと、取引時間がほぼ24時間であるということです。
差額の受渡であるということと、売りから始めることもできること、証拠金が必要でレバレッジがかけられるところは先物取引と似ていますね。
期日の指定がないので、期日時点での経済情勢をいろいろ予測することが重要ではなくなります。
ETFと違って取引時間がかなり長いので、値動きしている真っ最中に取引することも十分可能です。
そして、くりっく株365の最大の特徴は、買いの場合は配当相当額を受け取ることが可能ということです。
株と信用取引のそれぞれいいところを掛け合わせたかのような仕組みで、初心者でも挑戦しやすいです。
くりっく株365の口座を開設する必要がありますが、この口座1つで買いからも空売りからも始めることができます。
対象銘柄も、日経225、NYダウ平均株価、DAX、FTSE100の4つしかありませんので非常にシンプルです。
レバレッジをかけて取引すれば、たくさんの資金がなくても大きく取引可能です。
NYダウ平均株価を取引するのは、くりっく株365がシンプルで分かりやすく、初心者向けといえます。
特に、岡三オンライン証券は手数料が安くてオススメです。
また、このサイトから岡三オンライン証券でくりっく株365の新規口座開設をし、入金を5万円以上すると3000円キャッシュバックのキャンペーンをしています。
詳しくは、こちらのページにまとめました。面白い仕組みなので是非読んでみて下さいね。
NYダウ平均株価ってこんなのだった【まとめ】
今日は、NYダウ平均株価についてまとめてきましたが、いかがでしたか?
・日本でも有名な企業の株が厳選されて構成されている
・史上最高値更新がつづいていた
・NYダウ平均株価を取引するなら、くりっく株365がシンプルで初心者向け
ということが分かりましたね。
管理人かっぱも、毎日ニュースの経済情報でNYダウ平均株価の名前を見ていますが、アメリカは好景気でいいなあと羨ましくなります。日本も負けないくらい日経平均最高値!とかのニュースを聞きたいものです。
最高値更新で、ニュースや新聞でNYダウ平均株価という名前がよく出るようになり、「一度どういうものか調べないとなあ」と思ったあなたにちょうどいいタイミングでこのまとめを読んでもらえたなら嬉しいです。
また次回も読んでくださいね!(`・Θ・´)ノシ