※当記事はプロモーションを含みます
あなたは、「主婦で空いた時間を使って株をやりたいなあ」「株でたくさん儲けちゃったらどうしよう!」なんて思ったことはありませんか?
株主優待や配当など主婦のお小遣いを稼ぐのに丁度よく、株を始める主婦が増えています。
今日は主婦の株取引について、初心者からの始め方や、確定申告や税金の話など様々な事をまとめていきます!(`・ω・´)
目次
主婦でも株をやってみたい!初心者でも大丈夫なの?
主婦の人がアフィリエイトなどの副業や株などの投資に興味を持つのは、珍しいことではありません。むしろ空いた時間を有効に使うことができる、と注目が集まっています。
主婦の人が株に興味を持つきっかけは様々あると思いますが、「もっとお金を貯める方法はないのかな」とか「優待であれこれもらって家計の節約に・・・」「ついでに配当でお小遣いゲット!」
などなど、家計をやりくりしてお金をいつも見ている主婦だからこそ、興味が湧いてきた!ということが多いのではないでしょうか。
初心者でもできるものなの?と不安に思うかもしれませんが、誰でも最初は初心者です。
どんな方法で知識を付けるといいか、少し紹介します。
主婦が株を知るには、やっぱり本?
最近はインターネットで誰でも情報を得やすくなりましたが、主婦も例外ではありません。
それでも、本・雑誌の人気は一定数あるものです。
普段本屋さんに雑誌を買いに行くこともあるかと思いますので、その時に株に関する本や雑誌を手に取ってみるのもいいかもしれません。
堅苦しい本を読むよりも、雑誌の方が親しみが持てたり、また主婦向けに特集を組んでいる場合もあります。
特に株主優待に関しては頻繁に特集が組まれていますので、この優待いいなあ・・・とカタログ代わりに眺めるのも楽しいですよ。
特に初心者におすすめの株の本はこちらのページで紹介しています。参考にしてみて下さいね。
主婦が株で稼ぐには!?
主婦が株で稼ぐためのヒントは、案外身の回りにあったりするものです。
例えば、主婦の人がいつも使っている物。「最近買ったけど、これすごいわー使いやすいわー」などと主婦の間でクチコミが広がり人気が出て、その会社の株を買ってみよう、となることもあると思います。
主婦は日用品や食品に対して敏感であると言えるので、他の投資家が気付くよりも早く注目株を見付けられるかもしれません。
意外にこういった些細なことが、主婦が株で大きく稼ぐ近道なんてことも。
ですが、どうしてもそんなことばかりではなかなか利益を得て儲けることは大変。
デイトレード(デイトレ)でパパッと利益確定!
主婦といっても、パートに出ている主婦、子育て中の主婦、専業主婦など色々あり、忙しくてずっと株ばっかり見てられないよ!という人が多いと思います。
そこで、超短期のデイトレード(デイトレ)という方法もあります。
デイトレードとは、一日の間に売買を成立させ、取引を完結させることです。
株を買って数時間のうちに利益を確定して売ってしまう人もいれば、買った数分後に売ってしまう、という人もいます。
大きな利益はあまり期待できないかもしれませんが、これを積み重ねることによりコツコツ利益を増やす、という方法です。
逆に、思ったような値動きにならず下落していった場合は、早く損切りできる方法としても有効です。
このように、サッと株の売買ができて大損を防ぎやすいのも、デイトレードのメリットですね。
空いた時間に買いと売りをするもよし、買ったら希望の値段の売り注文を出しておくのもよし、優待より利益を重視する主婦の人にも使いやすい方法と言えます。
ただし、デイトレードは手数料がかさむことがありますので、手数料分も考慮して利益確定するようにしましょう。
主婦が株でやってしまう失敗って?
株に失敗はつきものです。今まで完璧に取引してきて、失敗なんてないよ!って人は少ないと思います。
その中でも、主婦の人が陥りがちな失敗を紹介していきたいと思います。
一見間違ってないように思えるかもしれませんが、実はコレ、大きな落とし穴なんです。
権利確定日に株を買っても、その期の株主優待や配当はもらえません!
株主優待や配当をゲットするには、権利確定日の3営業日前の権利付最終日までに株を購入しておくことが必要になります。
こちらのページで詳しく解説していますので、是非読んでみて下さい。
多忙で株を買ったことを忘れていて、気が付いたら暴落していて手が付けられない値段に・・・なんてこともあり得ます。
「これ以上損したらもう諦める!」という値段が決まっていれば、「逆指値」という注文方法を使って、指定した値段まで下落すると自動的に損切りをするという方法もあります。成功すれば、大損を抑えることが可能です。
先ほど解説したデイトレード(デイトレ)にも、この方法は有効です。
ここまでなると危険!株で大損どころか生活も危なくなる主婦!
買った株に損が出たので、穴埋めのためにナンピンしようとしてお金をつぎ込んでいくケースもあります。
必要なお金と投資のお金は別にしましょう。生活が破綻しては意味がありません。
まず、インターネットで見たから大丈夫!というのはあてになりません。インターネットの株の掲示板などで、しばしば「嵌め込み」や「買い煽り」といった主婦や学生などの初心者を扇動させる行為が見られます。
それに騙されないということはもちろんですが、投資の為に借金というのもオススメしません。
借金は返せることが前提です。投資は必ず儲かるというものではありません。同時に損をするという可能性も十分持っているものですので、むやみに借金までして株取引をすることは避けましょう。
主婦でも株の確定申告は必要?扶養はどうなる?
さて、株でめでたく利益が出れば、次に心配なのは税金のことや確定申告のことですよね。
あなたが主婦なら、夫の扶養から外れてしまうのでは・・・という不安もありますね。
主婦であっても、一般口座や源泉徴収なしの特定口座の場合は確定申告が必要です。
また、扶養に関してですが、主婦のあなたが今どのような状況かによって変わってきます。
ここから、税金や社会保険について管理人かっぱが知っていることを中心に参考程度に解説します。
税金や確定申告の話は軽視されがちですが、非常に大事なことです。あなたが主婦で株の初心者なら、一度は興味を持って読んでみて下さい。
ちょっと違うぞ!ということや制度が変わって内容も変わったよ!ということもあるかも知れませんので、詳細は必ずご自身で公的機関等に確認して自己責任で判断してくださいね。
専業主婦の場合
専業主婦が株でいくら儲けたとしても、特定口座(源泉徴収あり)で取引をしていれば、特に影響はありません。
ただし、
・源泉徴収なしの特定口座や一般口座の場合で、一定以上の利益があり確定申告をする場合
・源泉徴収ありの特定口座であっても何らかの理由(以前株で損失が出た時の繰越控除を相殺する申告をした場合など)で確定申告をすることになった場合
などは、収入額によって配偶者控除から外れたり、夫の社会保険の扶養から外れてしまう可能性があります。
専業主婦のあなたが、どのような方法で株をやっているかで変わってくることですので、今一度確認してみて下さいね。
パートの主婦
103万の壁、130万の壁、150万の壁とよく耳にしますが、パート勤めの主婦が株をする場合に注意したいのが2016年10月から始まった新制度と、2018年に行われた改正です。
解説に入る前に、簡単に整理しておきましょう。
主婦が気を付けるべき103万円の壁・150万円の壁(税金)
103万円の壁とは、税金がかかる・かからないのラインとして言われていたものです。
2018年からは150万円の壁といったほうがいいかもしれません。
税金を計算する上で、一律に38万円の基礎控除が適用され、給与に関しては、最低でも65万円の給与所得控除というものが適用されていました。
103万円の壁とは、収入が基礎控除38万円と給与所得控除65万円を足した103万円を超えると税金がかかる、ということから来ていましたが、2018年からは103万を超えても150万までであれば38万円の基礎控除の範囲内に収まる(税金がかからない)ようになりました。
ただし、納税者(夫)の年間合計所得金額が1000万円(給与収入のみの場合は1220万円)以下という条件があります。
ここで主婦のあなたに注意してもらいたいのは、給与所得控除は給与所得からしか控除できないということです。株やその他の収入からも控除できる訳ではありません。
今までの基準を例にすると、基礎控除分の38万円に、65万円控除した残りの給与と株などその他収入が収まらなければ、103万円の壁を超えてしまったということになります。
103万円の壁、150万円の壁は、主婦の場合であっても給与に限ったことではないということに注意しましょう。
ただし、株を源泉徴収ありの特定口座で取引していて確定申告を行わない場合は、所得の計算の対象から除外されますので、給与は103万もしくは150万円に収まっているのに株を足したら超えた、という場合に関しては103万円もしくは150万円に収まっているものとみられる場合が多いです。
専業主婦の場合で解説したものと同じく、源泉徴収なしの特定口座や一般口座で一定以上の株の利益を出した場合や、源泉徴収ありの特定口座であっても確定申告をした場合は、収入額によって配偶者控除から外れたり、夫の社会保険の扶養から外れてしまう可能性があります。
ちなみに夫側には、夫の年収要件はありますが、妻の収入によって変わる「配偶者控除」「配偶者特別控除」という控除が適用されます。
2017年までは、妻が103万円の壁を超えなかったら「配偶者控除」、103万円の壁を超えた場合は、141万円未満の収入であれば「配偶者特別控除」が夫側に適用されていました。
2018年からは、「配偶者控除」が103万までで103万を超えると「配偶者特別控除」になるのは変わりませんが、控除額38万円の範囲に収まるのが150万までとなり、結果的に内容としては103万の場合と同じになります。
主婦が気を付けるべき130万円の壁(社会保険の扶養)
103万円、150万円の壁が税金に関してだったことに対し、130万円の壁は社会保険についてです。
ここから先は、先ほどの確定申告や税金の話と異なり、控除などは考慮しません。単純に、給料と株の合計で計算します。
年収が130万円未満の主婦は、配偶者の健康保険の被扶養者になることができ、国民年金の第3号被保険者になることができます。
つまり、主婦同士の会話でよく耳にする「健康保険を旦那の扶養に入る」というものですね。
この130万円の壁を超えた場合、夫の扶養ではなく、自分の勤務先の社会保険に加入する必要があります。
ところが、この制度が2016年10月から少しだけ変わることになり、主婦の人が特に気を付けておきたい新しい壁ができました。
それは「106万円の壁」です。
130万円の壁は制度として残ります。106万円の壁が新たにでき、人によって130万円の壁か106万円の壁どちらかになるということです。
106万円の壁の要件は以下の通りです。
・勤務先の規模・・・従業員501名以上
・勤務時間・・・週20時間以上
・賃金・・・1か月8万8千円以上(年収106万以上)
☆↑これが106万円の壁と呼ばれるワケ
・勤務期間・・・見込みで1年以上
・学生ではない
これらを全て満たした場合、自分で勤務先の社会保険(健康保険・厚生年金)に加入することが必要になります。
今まで130万円だったのが、上記の要件に該当する場合はもっと下がる106万円の壁ができてしまう、ということです。
もちろん、これに該当しない場合は130万円の壁のままです。
そもそも給料と株の合計がこのライン以上にならないなら、そこまで気にすることではありません。
103万円、150万円の壁と、この106・130万円の壁について気を付けておきたい点は、103万円、150万円の壁が「実績」で判定することに対し、106・130万円の壁は「加入時点の年間の見込み収入額」で判定する、ということです。
しかし株に関しては、「来年も同じくらい稼げる」と言い切れない性質のものであるため、社会保険加入の判定材料に含まれない場合があります。
ただし、健康保険組合の規定によって異なることがありますので、株の売却益を算入される可能性はゼロではありません。
健康保険組合の規定を確認したり、社会保険労務士に相談して判断すると良いでしょう。
主婦でも株は怖くない!もうバッチリ!
株をやりたい主婦のあなたのために、主婦の株あれこれをまとめてきましたが、いかがでしたか?
陥りやすい失敗や税金面、扶養や社会保険面で気を付けなければいけないことが分かりました。
主婦が扶養に入りながら株で収入を得るって大変ですね。
今回解説した税金面や社会保険面は、改正されることや状況によって解説の通りになるとは限りませんので、必ずご自身で確認するようにしてくださいね。
時間をうまく使って、主婦ならではの鋭い視点でお気に入りの株を見付けて下さい!
今回も読んで頂きありがとうございました!
また次回も読んでくださいね!(`・ω・´)ノシ