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あなたは、「いま大学生だけど、株取引ってできるのかな?」「未成年だけど株に興味があるから、口座開設してみたいんだけど・・・」などといったお悩みはありませんか?
周りの大人が株をしていたり、株の話を聞いたりすると「自分もやってみたい!」と興味を持つものです。
そこで今日は、高校生や大学生、そして未成年でも株の取引が可能か、口座開設することはできるのかなどを解説していきます!(`・Θ・´)
目次
高校生・大学生でも口座開設できる?
株を取引するのに、口座開設ができていないと取引することができません。
多くの証券会社は、学生かどうかはではなく、未成年か成年かで口座開設の可否が決まります。
ですので大学生や専門学校生でも20歳以上であれば、親の許可がなくても口座開設は可能です。
高校生でも大学生でも、未成年であれば親権者がその証券会社で口座を開設していることと、親権者の同意が必要なことが口座開設の条件に入っている証券会社が多いです。
もしもあなたが未成年で、株の取引をしたいと思ったら、
・親権者のうち1名に、その証券会社で株の口座開設をしてもらう
・法定代理人の届け出等、証券会社に書類を求められる場合はその提出
最低でもこの3つをクリアする必要があります。
つまり未成年の大学生・高校生などの学生は、親権者の同意・協力なしでの株取引は難しい、ということです。
ですので、「俺、経済の勉強がしてみたいんだ!だから父さん一緒に株やろうよ!」「私は自分のお小遣いを運用してコツコツ増やしたい!お母さんも株主優待もらったりしてみたいよね?」など、これを機会に親も一緒に投資を始めるように説得していきましょう!
高校生や大学生、未成年にオススメの証券会社は?
株の取引には手数料という費用がかかります。学生でも無理なく取引するには、やはり手数料が安いところがいいですよね。
もしも親権者の方がまだ証券口座を開いていなくて、これを機会に一緒に口座を開くという場合の参考に、学生や未成年の株初心者にもオススメな証券会社を紹介します!
SBI証券
SBI証券の特徴は、1日の約定代金合計額で手数料が決まるアクティブプランで、10万円以下の場合は手数料が無料であることです。
先ほど紹介した10万円以下の株も、購入時点で10万円以下であれば手数料がかからないのです。
ツールやアプリも充実していますので、初心者にもオススメです。
松井証券
松井証券は歴史の長い証券会社で、こちらも1日の約定代金合計が10万円以下であれば手数料が無料です。
この制度を松井証券はかなり早い段階から取り入れていたので、松井証券で口座開設した初心者も多いようです。
学生が株取引をするメリットは?
株取引などの投資を既にしている親権者であれば、投資をすることのメリットについて理解があるかもしれませんが、投資未経験の親権者に口座開設の協力をしてもらうには、株取引のメリットを理解してもらう必要があります。
学生や未成年が株取引をするとどういうメリットがあるかを挙げていきいますので、親権者への説得の参考にしてみてください!
経済の勉強になる
高校の授業で経済に触れる機会が出てくると思います。特に商業科の場合、「流通経済」という科目も出てきます。
実は管理人かっぱは商業高校だったのですが、この流通経済がイマイチ頭に入りませんでした。円高と円安の違いがよく分からないレベルです。あの時、株に触れていれば理解が深まっただろうなあ・・・、と少し後悔しています。
株取引を行っていれば経済、次第には政治への関心が生まれ、勉強にも生かされます。
特に商業科だったり、将来は大学で経済を学びたいといった場合は今のうちから投資に触れておくことが大切です。
お金に対する考え方が変わる
いま高校生や大学生のあなたは、自由に使えるお金をどのように手に入れてますか?
・お小遣いをもらっている
・アルバイトで稼いでいる
中にはアルバイト禁止の高校もありますので、自分で稼ぐことができずに歯がゆい思いをしているかもしれませんね。
株は、元手となるお金がないと始めることができません。
そして投資したお金は株になり、経済情勢や投資した会社の決算発表などで価格が上がったり下がったりします。
普段何気なく使っているお金が、株に形を変えて経済の波に揉まれている。なんて考えると、お金って奥が深いですよね。
株式投資は、お金に対する見方、考え方、使い方などをしっかり考えるきっかけになると思います。
株はギャンブル?借金することってあるの?
株に対するイメージが悪い人は、たいてい「株につぎ込んで借金した」などといった話を聞いたりしたためだと思います。
確かに株は必ず儲かるものではなく損をすることもありますが、株はパチンコや競馬、競艇などといったギャンブルではありません。ギャンブルは年齢制限がありますが、株は投資ですので年齢制限がありません。
そして「株で借金をした」という話は、たいてい「信用取引」でのことが多いです。
信用取引とは、自分の持っている資金を担保にして証券会社からお金を借りて取引をすることです。
儲かればお金を返すだけで済みますが、担保にした資金以上の損失が出れば、その分補てんしてお金を返さないといけません。
そのため、借金してお金を返した=株で借金した、という話になるのです。
単純に株を売ったり買ったりする現物株取引の場合は自分の資金の範囲内でしか取引できませんから、損をしたからといって損の分だけ追加でお金を払わないといけない、ということはありません。
高校生や大学生のあなたが、株で借金をするのではないかという心配があるかもしれませんが、基本的にはこのように無理のない現物取引をしていれば借金の心配はありません。お金のことですので、もしも心配事があれば親に相談するなどしましょう。
投資額はいくらから始められる?未成年でも無理なくできる銘柄は?
無事に口座開設まで済ませることができたら、今度は実践です。
未成年でアルバイトをしているといっても、多額のお金をつぎ込むわけにはいきません。
そこで、1万円から10万円くらいまでで買える株を一部紹介したいと思います!
・みずほフィナンシャルグループ(8411) 203
・ヤフー(4689) 511
・シダックス(4837)446
・AppBank(6177) 568
カッコの中は銘柄番号、その後の数字は2017年11月10日時点の株価(終値)です。
上記の株はどれも単元が100株です。(単元株についてはこちらの記事に詳しくまとめてあります)つまり、この数字に100を掛けたものが、この日時点での最低投資金額ということになります。
メガバンクであるUFJやみずほの株も、意外に10万円あれば買えてしまいますね。
特にみずほの場合は2万円ちょっとで買えます。
インターネットでおなじみのヤフーや、マックスむらいでお馴染みのAppBankも5万円台、高校生や大学生に人気のカラオケ店・シダックスは4万円台です。
シダックスの株主優待はルーム料金の優待券ですので、カラオケ代にあてればおこづかいも浮きますね!
学校ではなかなか聞けない!株の仕組みってどんなの?
投資をしたい!と思っても、今更なかなか聞けない株の仕組み。
高校生や大学生のあなたにも分かりやすく、流れをおさらいします。
株取引の流れと材料
株は、証券取引所で買いたい人と売りたい人が「この値段、この個数で買いたい(売りたい)です」と互いに希望を出し合って取引きします。
その取引が成立した値段が、株価です。
株の取引時間は決まっていて、その時間内で取引があればその都度株価は変動します。
買いたい人が殺到したり、売りたい人が殺到しない限りは株価は大きく変動しないのが普通です。
しかし、あるきっかけで買いたい人や売りたい人が殺到することがあります。
それは「材料」です。
材料とは、会社の儲かり具合を表す決算や、配当金が増額する増配や逆に減額する減配、自社株買い(企業が市場にある自社の株を買うこと)などといった、会社の運営に関わる発表の事です。
材料が発表されると、それを知った投資家は株を買いたいと思ったり、株価が下がりそうだから早く売りたいと思ったりして売買しようとします。
株価は好材料が発表されると上がり、悪材料が発表されると下がるのが一般的ですが、まれに「悪材料が出尽くした」と判断されて株価が上がることや、「好材料だけど期待の割にはイマイチだった」と判断されて下がる事もあるので、総合的な判断が必要です。
高校生や大学生などの学生だとなかなか経済情報を入手しにくいのでは?と思うかもしれませんが、インターネットで株価情報を見ることができます。スマホアプリでも提供されて見やすいものが多いので、是非活用してみて下さい。
配当金と優待
企業の業績が良かったり安定していたりすると、配当金がもらえることがあります。簡単にいえば、分けまえです。
この配当金は全ての上場企業が出しているわけではなく、企業によっては無配(配当金なし)のところもあり、配当金があったとしても毎年同じ金額とは限らないものです。
そしていつでももらえるというものではなく、一定の期日時点で株を保有していた人のみしかもらえません。
また、配当金の他に株主優待というものがあり、配当金と同じく一定の期日時点で株を保有していることや、企業によっては実施していないといった特徴があります。
先ほどの配当金がお金であることに対し、株主優待はお金以外のものがもらえます。
例えば、自社製品の詰め合わせ、ギフトカード、優待券などです。
この株主優待を目的に株の購入をする人も多いくらい、株主優待は人気の制度です。
この配当金や株主優待がもらえることが確定する期日に近づくと、配当金や株主優待が欲しい人が株を買うので株価が上がることが多いです。
このような配当金や株主優待の情報は、その企業のホームページの「投資家の皆様へ」「IR情報」などといったところに記載してあります。高校生や大学生のあなたにも分かるように分かりやすく書いてありますので、気になる会社があればチェックしてみましょう。
高校生や大学生でも株取引はできる?【まとめ】
今日は、高校生や大学生、未成年でも株の取引はできるのか?というところをまとめてきましたが、いかがでしたか?
・未成年の場合は親権者の同意と親権者の口座開設が必要な場合はほとんど
・株取引は経済の勉強になる
・銘柄は様々で無理なく投資できる銘柄もある
などといったことが分かりましたね。
今は主人公の高校生が投資をする漫画があったり、株や投資の認知度が学生にも広まってきたようですね。
何でもまずは始めてみないと実感が湧かないものです。
いろいろなことを経験して吸収し、勉強にも生かしたいところですね(^Θ^)
このまとめで、高校生や大学生、未成年でも株って怖くないんだ!できるんだ!と理解してもらえたなら嬉しいです。
また読んでくださいね!(`・Θ・´)ノシ